何か読めば、何がしか生まれる

純文学からラノベまで、文芸メインの読書感想文です。おおむね自分用。

南木佳士『阿弥陀堂だより』の感想


(2003年3月読了)

 映画化されたものを先に知り、映画を観られなかったので読んだ、という感じ。でも大体こういうのは映画よりも原作の方が良いなんて言われがちである。 

阿弥陀堂だより 特別版 [DVD]

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概要

  作家の夫と女医の妻が田舎に帰って…という話だが、作家の裏話みたいなくだりは本筋とは離れたところで面白かった。田舎の長閑な暮らしを読んでいると、都市部と本当に同じ世界だろうかと改めて不思議になる。

女性たち

 ラストは三人の女(婆、妻、娘さん)の笑い顔の写真。なんだか女性三態という感じで面白味があった。  逆に、男性三態は絵になるだろうか。

阿弥陀堂だより (文春文庫)

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