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何か読めば、何がしか生まれる

純文学からラノベまで、文芸メインの読書感想文です。おおむね自分用。

村上春樹『風の歌を聴け』の感想

(2003年2月読了)

 言わずと知れた、というかよく知られた作品。

 1970年夏。海辺の街(たぶん神戸)に帰省した〈僕〉が、友人の〈鼠〉とビールを飲んだり知り合った女の子とよろしくやったり(でもないかな)する。でも全体に物憂い。空虚な感じ。

 とりあえず女性にもてる、しかもそれを意に介さない主人公が好きになれなかった。若くしてそこまでクールにはなれないでしょ。それが非凡ということなのかもしれないが。

 初読時の読後感を「ドライビールみたい」と表現したのだが、どうにも読んだあとに残らない感じがする。それが目指したものだとしても、あまり共感できなかった。 

風の歌を聴け (講談社文庫)

風の歌を聴け (講談社文庫)

 

 

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