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何か読めば、何がしか生まれる

純文学からラノベまで、文芸メインの読書感想文です。おおむね自分用。

沢木耕太郎『深夜特急』の感想

  (2003年1月読了)

 大学4年の卒業間近に、「やばい俺4年間でろくろく本も読んでない」と思って大学生協でハードカバー全3冊を購入して読んだ。大学生が焦って読む本だったかと問われると微妙なところだが。

 この物語自体を知ったのは実は高校2年の頃で、どういう企画か不明だがテレビドラマ(?)として放映されていたのを見たのだ。いま調べたら大沢たかお主演の『劇的紀行 深夜特急』というもの。DVDが出ているみたいなので、どうにか入手して、もういちど観たい。ちなみに井上陽水が歌っていた主題歌「積み荷のない船」はカラオケでの持ち歌である。どうでもいいか。 

劇的紀行 深夜特急 ’96‐’98全記録

劇的紀行 深夜特急 ’96‐’98全記録

 

  基本的にドラマも原作もストーリーは同じ。インドのデリーからイギリスのロンドンまで、主人公が乗合いバスで行くというもの。博打にハマったり、病気になったり、パスを無くしたりと色々なトラブルに合いながらも、底抜けの自由を感じつつ西へと向かう旅路を描いている。

 ちなみに、当時やってたバイト先のK田さん(本人もかなり世界を旅していたみたい)曰く「旅の話にドラッグとセックスが無いのはおかしい」。なるほど言われてみれば確かにそうかも。

 それはそうと、ここまで破天荒な旅をしたことが無い自分にとってはとても魅力的な本だった。でも厚いせいかもう一度読もうという気にはあまりならない。文庫かkindle版で拾い読みでもしようかな。エーゲ海のあたりのシーンが、平穏で光に満ちていて、でも寂しさがあって好ましい。 

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)

深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)

 

 

 

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