何か読めば、何がしか生まれる

純文学からラノベまで、文芸メインの読書感想文です。おおむね自分用。

2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

水谷彰良『サリエーリ モーツァルトに消された宮廷楽長』の感想

件のゲームだけでなく、映画『アマデウス』も観ていないので、それらでの印象は分からないのだが、本書を読んで浮かび上がってきたサリエーリのイメージは、基本的には穏やかで、真面目に職務に励む男、というものだった。

米澤穂信『いまさら翼といわれても』の感想

〈古典部〉シリーズの最新作に当たる短編集である。まだ文庫版も出ていないので、単行本(上製本)で読んだ。例により、まずは各編のあらすじを記すことから始めよう。

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